漫画や文庫本には最適?手のひらサイズの7インチタブレットとは何か 中古のNECのLAVIE T7を手に入れて分かったこと

中古で4500円ぐらいで7インチのタブレットNECLAVIE T7を購入してみました。2021年製のタブレットです。

 

感想を結論から言うと1024x600という解像度だと小さい文字崩れてきつい!というのが総合的に考えてもきつい部分だなと思うと同時に、7インチタブレットという大きさの魅力は何なのかという所を考えて行きたいと思いました。

 

中古ですがパッケージ付いていました。こんな感じです。

 

本体です。外枠はそこまで邪魔じゃない程度だと思います。

 

裏はこんな感じです。

 

起動してウィジェットを削除したらこんな感じです。

 

このブログは結果的には7インチタブレットとは何なのか、他の大きさのタブレットなどと比べてどういう立ち位置なのか、という所を考えざるを得ないというか、3年前のタブレットをレビューしてもあまり仕方がない気もします。

 

まずタブレットと言えば本を読むことに使うと思いますが、7インチタブレットはまずサイズの時点で、この小ささ、文庫本や標準のサイズの漫画と同じサイズのタブレットでは、文庫本や標準のサイズの漫画以外の大きな本を読もうとすると、文字が小さくて見づらい、というのが結論として出てしまうのではないかと思います。

 

AmazonKindle Unlimitedを無料体験で今契約しているのですが、いろいろ読んでみると結構文字の小さくなってしまうような元が大きな本などは読むのがきついです。特にこのタブレットは1024x600なのもあって170ppiなのでドットの大きさが大きく、最近のiPhone15などの460ppiとはかなり差があります。1024x600が6.1インチの画面だとしても195ppiなので大分細かさに差があると思います(比較の仕方が合っているか分からない)。小さい文字などは少し崩れたように見えてぼやけたりするので、7インチタブレットと同じぐらいの大きさの紙の本が電子化されたもの以外はちょっと読みにくい印象を受けました。

 

逆に言うと標準サイズの漫画を読む用途には同じような大きさなのもあって、片手でも持てたり本体が軽いというのもあって相性がいいのではないかなとも思います。片手で持てると言っても操作はもう片方の手でやらないと、片手だけでは指が届かないところが多いです。7インチタブレットの魅力はスマホよりも大きくて片手で持てるギリギリのサイズであるところにあるのだと思います。軽さも魅力です。

 

大きいサイズの漫画は7インチタブレットの小ささに縮小されて表示されると文字が小さくなるので、大きいサイズの漫画だとちょっと文字が見づらいです。とはいえ老眼とかでなければかろうじて読めるとは思います。小さくて読めないところは拡大して読むことはできます。漢字がちょっとつぶれていて読みにくいようなところはありました。老眼でなくても文字が小さくてきついという印象は受けるんじゃないかと思います。

 

TikTokのような縦長でスマホで見る事が前提で作れらたコンテンツを見るのにも良いかもしれないですね。もしかしたら7インチタブレットの魅力は何かと考えた時にスマホでやっている事をもう少し大きな画面でやりたい、という所にもあるのかもしれません。

 

7インチタブレットが読書に向くかどうかという話をすると、個人的には読書に向いているサイズのタブレットは他にあるのではないかと思っています。結論から言うと10インチぐらいのタブレットがあらゆる本を読む点においては一番読書に向くのではないかなと思います。

 

まず本を読むときの姿勢として一番楽なのは椅子に座って読むことだと思っています。布団に寝転がって読むのは楽そうに思えて長時間読むには結構きつい姿勢だったり、体を壊してしまう気もします。意外と布団に寝転がって読んだりする方がイライラする気がしています。なのでいくら軽かったり片手で持てたりするようなタブレットでも布団などで読んでいると疲れるので楽ではないだろうなと思います。

 

結局は重いタブレットを膝に置いたり両手で持って体に負担のかからない椅子に座るという姿勢で読むのが読書がしやすいんじゃないかなと思います。ということは10インチの様なタブレットを読書目的に使うことが一番理にかなっているのではないかと思います。物理的には全ての電子書籍が文字が崩れたりせずに読めるという点でも使いやすいかもしれません。あと雑誌なんかを読む場合も大きなタブレットじゃないときついと思います。

 

前述のように漫画や文庫本、または文字の大きさを変更できる、文字を大きくできる電子書籍などに限定して読む場合は7インチが最適と考える事もできると思います。漫画ぐらいの気軽に読めるような物であれば布団でゴロゴロ寝転がりながら軽い7インチタブレットで読んだりするのも長時間はきついかもしれませんが楽しめるのではないかと思います。電車で読んだりする場合もちょうどいいサイズかもしれません。逆に漫画を10インチの大きさに拡大して読むことが普通とは違う体験として気に入る人も居るかもしれませんが、10インチで漫画を読むのは大きすぎると考える人も居るかもしれません。なので漫画は同じサイズのタブレットで読みたいという人は気に入るのではないかなと思います。

 

総合的に考えて今感じているのは片手で持ててかつ片手で持てる中で最大のサイズという感じなので、7インチタブレットはそこに一番魅力があるのではないかと思います。と言っても先ほども言った通り操作は片手だけではきつい感じです。あくまで片手で持っておくのにちょうどいい幅と軽さで手が疲れなさそうという所が魅力を感じます。

 

結論を出すと大きなタブレットも小さなタブレットも両方持っていればいい気がします!!逆に言うと両方持っていても悪くないということですね。大きいサイズ前提で作られた紙の本の電子書籍を読む時は10インチ、漫画とか文庫本など元のサイズが小さい本で7インチタブレットで表示しても文字がそこそこ大きい本は軽くて小さくて持ちやすくて気軽な7インチのタブレットで読むというような使い分けが一番幸せかもしれません。

 

今日買ったところなので正直まだ7インチタブレットの魅力は他のところに眠っているかもしれません。電子書籍においては今日何となく分かりましたが、ゲームなどもできるし動画も見れるのでそっちの方でも楽しみたいと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。